ワイヤレスルーターの置き場所を変更する

ワイヤレスルーターの置き場所を変更する事で、wifi回線の速度が改善します。ワイヤレスルーターを床に直接設置すると、電波が広がりにくくなります。机やメタルラック等に置き、床から最低でも1mは離して設置するのがベストです。ワイヤレスルーターは基本的に、パソコンやスマホの近くに設置しましょう。リビングでよく作業をするなら、なるべく同じ室内に設置したいところです。同じ壁際に置く場合でも、部屋の角よりも中央付近に設置した方が電波が室内全体に行きわたりやすくなります。

電波の行く手を阻む障害物が周辺にないか、丁寧に確認する事も大事です。ルーターの近くに金属製の板や分厚い木製の家具などがあると、wifiの速度や安定性が悪くなるので、周辺にはなるべく物を置かないようにしましょう。

ルーターの設定を見直してみる

ルーターとの接続設定を見直してみるのも、速度改善に効果的な対策です。世間一般で広く使われている周波数で、ネット接続をすると、どうしても電波干渉のリスクが上がります。集合住宅や住宅地では、ネットの利用率が急激に増加しています。メジャーな周波数からマイナーな周波数に手動で変更する事で、電波干渉のリスクを大きく軽減できます。土日祝祭日、平日の深夜などは特にネット利用者が増えるタイミングです。

ワイヤレスルーター本体の初期化やアップデートによって、速度が改善するケースもあります。長年利用してきたルーターは一旦初期化する事で速度や安定性が改善する可能性が高く、また最新のファームウェアアップデートを実施する事で、スマホやPCのネット接続スピードが向上する事もあります。