wifiのスピードはパソコンの性能によっても違いが出る!

wifiは契約している回線事業者やルーター、お住まいの地域、インターネットの混雑状況などさまざまな条件によって速度に違いが生じますが、使っているパソコンの性能によっても違いが出ます。とくに最近ではインターネットそのものが非常に高速になっているため、今使っているwifi機器が古かったり、最近のインターネット通信の規格に対応していなかったりすると、せっかく高速のインターネット回線を契約してもその性能を活かすことができません。

たとえばパソコンの性能は古いOSより新しいOSのほうがwifiのスピードはアップしますし、CPUの性能が低い場合は受信したデータの処理が追いつかず、その結果速度が遅くなります。また、メモリの多さによってもやはり処理能力に差が出るため、wifi回線のスピードに影響が出る傾向にあります。

wifiの速度が遅くなる原因とは?

wifi回線のスピードが決まる原因には使っているルーターに複数のwifi機器を接続していることが挙げられます。今ではパソコンやスマートフォン以外にもたくさんの家電などがwifiに接続できるようになったため、最近のルーターは複数接続しても速度が劣化しにくい製品が多く出ています。しかしwifi端末で高画質の動画を長時間視聴するなど、大容量のデータ通信をしているとほかのwifi機器に影響が出て速度が遅くなることがあります。

wifi機器とルーターの距離が離れているときも速度が遅くなる場合があります。wifiの電波には2.4GHzと5GHzという2つの周波数帯がありますが、5GHz帯の電波を利用した場合一般的に速度は2.4GHz帯より高速になります。しかし5GHz帯は部屋と部屋との間にある扉や壁など障害物の影響を受けやすいため、その分速度が遅くなることもあります。ほかにもwifiを使う機器の近くに電子レンジや無線カメラなどがある場合は電波干渉で速度に影響を及ぼす可能性があります。