ルーターの調子が悪かったり遮蔽物がある

WiFiの回線速度が悪くなる要因としてまず挙げられるのが、ルーターの調子が悪かったり何らかの遮蔽物がある場合です。ルーターは使い続けていると熱を持ってしまったり、ログが溜まる、回線が混雑するなどの不調がみられる場合があります。このような状態で使い続けていると回線速度が遅くなってしまいますし、1つのルーターに接続する端末が多すぎるとルーターに負担がかかって不調になってしまうことがあるのです。またルーターと端末の間に金属やコンクリート、土壁などの遮蔽物があると、WiFiからの電波が伝わりにくくなるので回線速度が遅くなってしまうことがあります。さらに電子レンジやコードレス電話などの電磁波を出すものが近くにあると、そちらが遮蔽物となって回線速度を遅くしてしまうことも少なくありません。

混雑しやすい時間帯は回線速度が遅くなる

ほかにも普段は回線速度が速いのに一定の時間帯で遅くなる、夜になると回線速度が遅くなってしまうという場合は、混雑する時間帯である可能性が高いです。一般的に昼間よりも夜の方がインターネットに接続する人が多い傾向がみられていて、回線が混雑しやすい状況になっています。そのような時間帯に接続しようとしても回線速度は遅くなりがちですし、場合によってはなかなか接続できない状態になることも考えられます。場所によっては昼休みの時間帯や土日も混雑する可能性があるので、時間帯によって回線速度が異なっているという人は混雑する時間帯を避けてWiFiを利用した方がいいと言えます。どうしてもその時間帯でなければ難しい場合は、接続する回線を変更するなどの対策が必要です。